BiP

海の動物たちの大冒険

世界中の研究者が調べた、海の生き物たちの不思議な旅を見てみよう!

浦島太郎

BiPでは研究者達が世界中の海で取ってきた貴重なデータが惜しげもなく公開されています。以下に示すのはほんの一例です。

アカウミガメアカウミガメ

青年期の大冒険

アカウミガメの移動軌跡
移動軌跡

大人になる前の青年期の個体の回遊経路です。広く外洋を泳ぎ回ることが分かります。外洋では平均水深が3800メートルもあるので、深度400メートルまで潜る能力を持つアカウミガメでも海底にたどり着けません。外洋を泳いでいる時は、クラゲなどのプランクトンを深度数十メートル付近で捕まえて食べていることが分かりました。

アオウミガメアオウミガメ

沿岸での新しい暮らし

アオウミガメの移動軌跡
移動軌跡

アオウミガメは甲羅の長さが40センチメートルくらいまで成長すると、それまでの外洋での暮らしから、沿岸付近の暮らしに次第に変わっていくようです。水深5メートル辺りの浅い海底に生えている藻類を食べるようになります。冬になると次第に東北沿岸の水温は下がっていくので、それに合わせて、アオウミガメたちも沿岸沿いに南に移動していきます。

オオミズナギドリオオミズナギドリ

子育て中の特別な旅

オオミズナギドリの移動軌跡
移動軌跡

オスとメスがペアとなって、1シーズンで1羽の雛を育てます。卵から雛が孵化するのが8月中旬頃。その後オスとメスは代わる代わる海に餌を捕りに出かけます。普段は巣がある島の周辺で餌を捕って、日帰りしては雛に餌を与えています。餌はカタクチイワシなどの小魚です。何度も空中から水中に飛び込みながら捕まえていました。しかし、時々北海道東部海域にまで出かけていきます。子育てのために消耗した自分自身の体調を復活させるための採餌旅行であると考えられています。

もっと詳しく学びたい人へ

BiPでは誰でも無料でバイオロギングデータを図にして閲覧することができます。「BiPで自由研究」という項目で説明されているやり方にしたがって、お気に入りの動物の移動経路を調べてみよう。「夏休みの自由研究」も、これでバッチリ。